「特定小型四輪で100kmも走れるって本当?」
「カタログに書いてある航続距離って真に受けていいの?」
電動モビリティの購入を検討するときに、最も気になるのがバッテリーで実際にどれくらい走れるのかという点ではないでしょうか。
今回検証する車両は航続距離100km超えを実現した「エレポーターPRO」
とはいえ、カタログ値だけを見て「本当にそんなに走れるの?」と疑問に思う方も多いはずです。
そこでELEMOsチームが挑んだのが、誰もが知る象徴的なロングコース——箱根駅伝の往路コース約107.5kmの走破チャレンジ。
スタートは大手町・読売新聞東京本社前、ゴールは芦ノ湖。40Ahバッテリー1本で、平坦な都内から海沿いの平塚・小田原、そして最大の難関「山登り5区」まで挑みます。
本記事では、前編・中編・後編の3部作動画の内容を1つにまとめ、走行レポートと検証結果をわかりやすくお届けします。
| 📺 シリーズ構成(全3部作) ■ 第1弾:1区・2区 大手町→戸塚中継所 ■ 第2弾:3区・4区 戸塚中継所→小田原中継所 ■ 第3弾:5区 小田原中継所→箱根の山へ |
結論から先にお伝えすると、今回のチャレンジには驚きの結末が待っていました。
特定小型四輪の本当の実力が気になる方、長距離走行の限界を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
| ※安全には十分配慮し撮影を行っております。ヘルメット着用は努力義務ですがなるべく被るように心掛けましょう。車道は左側に寄って走ります。車通りの多い国道よりも県道、裏道を走りながら安全第一で快適なドライブを。 |
今回で長距離チャレンジも3回目となりますが、1回目40km、2回目70km、3回目110kmと倍々レベルに距離を伸ばしてきました。
時速20km/hの特定小型で無謀とも言えるチャレンジであり、このような長距離を走る方など実際はいないとは思いつつも、エレポーターPROの実力を証明していきます!
動画視聴の前に、まずは検証車両とルートの全体像をご紹介します。
今回の主役は、ELEMOsの王道人気モデル「エレポーターPRO」
免許不要で乗れる特定小型四輪の中でも、積載量・航続距離・パワーなど、あらゆる面でバランスの取れた使い勝手抜群な一台です。

エレポーターPROには大容量40Ahのバッテリーが搭載されており、街乗りで1日3〜5km程度の使い方であれば、1回の充電で約1ヶ月乗ることも可能な圧倒的なスタミナを誇ります。
主なスペックを簡単にまとめると、以下の通りです。
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スタイリッシュなフォルムを保ちながら、長距離も走り切れるパワーと積載性を兼ね備えた一台。「街乗りから観光、レジャーまで幅広いニーズに応える王道モデル」として開発した自信作です。
検証の舞台に選ばれたのは、お正月の風物詩としておなじみの箱根駅伝の往路コース。
スタートは大手町の読売新聞東京本社前、ゴールは芦ノ湖です。総距離は約107.5km。エレポーターPROのカタログ値「約100km」をわずかに超える、絶妙な距離設定です。
コースは1区から5区まで、それぞれ表情の違う道のりが続きます。
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平坦な都心部、海岸線、そして難所中の難所である箱根の山登り。あらゆる道路環境が凝縮されたこのコースなら、エレポーターPROの真の実力を測る検証として申し分ありません。
動画は走行ボリュームを考慮し、前編・中編・後編の全3部作として公開されました。
数あるロングコースの中で箱根駅伝の往路を選んだ理由は、大きく2つあります。
ひとつは、コース総距離(約107.5km)がカタログ値(約100km)を絶妙に超える距離だから。確実に届く距離ではなく、最後まで走り切れるかわからない緊張感があるからこそ、本当の航続性能を試す検証になります。
もうひとつは、箱根駅伝という日本人なら誰もが知る象徴的なコースだから。お正月にテレビで見ているあのコースを、免許不要の特定小型四輪が走破できたら——多くの方に「電動モビリティでこんなことができるんだ」という驚きを伝えられます。
さらに最終5区には標高差800m以上の山登りという最大の難所も含まれており、エレポーターPROのスタミナと登坂力を同時に試せる絶好の舞台でもあるのです。

果たしてエレポーターPROは芦ノ湖までたどり着けるのか。次の章から、いよいよ走行の様子をお届けしていきます。
ここからはいよいよ走行の様子をお伝えしていきます。前編は箱根駅伝1区・2区にあたる大手町から戸塚中継所まで約42km。都心部の交通環境を抜け、横浜・戸塚へ向かう序盤戦です。
時刻は7時。スタート地点は、箱根駅伝の出発地としてお馴染みの大手町・読売新聞東京本社前。
バッテリーは満充電、車両も入念にチェック済みで準備万端です。

総距離は約107.5km。エレポーターPROのカタログ値が約100kmですから、スタート時点ですでにカタログ値を上回る距離への挑戦となります。
さらに最終5区には標高差800m以上の山登りが控えているため、ペース配分とバッテリー消費の駆け引きが重要なチャレンジです。

スタート直後は東京の中心部、大手町から品川方面へ。信号も交通量も多く、ストップ&ゴーが頻繁に発生する都心部の走行環境です。
一般的に電動モビリティは発進時のエネルギー消費が大きいため、バッテリー消費が早まりやすい区間でもあります。
それでもエレポーターPROは、両後輪500Wのツインモーターによるパワーと燃費を両立した走りで淡々と前へ進みます。
最高時速20kmの車道モードで左側をキープしながら、車道を行き交う車に道を譲りつつ、安全運転を最優先に走行していきました。

雑談をしながら楽しく走ります♪
動画内では他にも二段階右折など、特定小型ならではの走り方について説明しています。

右折時は右ウィンカーを出して二段階右折をします。

※もしもこのようなルール・走行方法が分からない場合は一度降りて、車両を押して進みましょう。

エレポーターPROにはスマホホルダーが標準装備されているため、Googleマップでルート確認をしながら走れるのも大きなメリット。
さらに液晶ディスプレイは電池残量・速度・モードのみのシンプル表示なので、走行中も一目で状態を把握できます。長距離の検証走行では、こうした装備の使い勝手が地味に効いてきます。

と、
ここで予想外のハプニング!

1区の醍醐味でもある六郷橋を軽車両は走行できなかったのです(泣)
仕方なく一旦車道を外れて歩道橋を押して登ります。

でも大丈夫!
長い橋を押していかなければいけないと思いきや、特定小型の特権。「6km/hモード(特定特例小型)」に切り替えれば歩道を走行出来ます!

多摩川の景色を眺めながらゆったり進み、神奈川県に突入です♪

スタートから約20km、箱根駅伝1区のゴール地点となる鶴見中継所付近を通過。

まだまだ余裕の第2区です^^


冗談も交えながらの雑談走行。
これまでの航続距離チャレンジ経験から乗り手も鍛え上げられているので、和やかなエレモーズチームです(笑)
雑談の中で特定小型四輪の利点もたっぷり解説しているので気になる方が動画をチェックしてくださいね!

そうしていると、ルートはいよいよ箱根駅伝最大の見どころのひとつ「権太坂(ごんたざか)」へと差し掛かります。
箱根駅伝の中継でも有名なこのアップダウン区間は、ランナーにとっても電動モビリティにとってもひと山となる難所です。

権太坂の登りでは当然モーターへの負荷が増し、バッテリー消費も平地より早まります。とはいえエレポーターPROは15〜20%勾配にも対応する登坂性能を持つ車両。
速度が落ちる事もなく安定走行で戸塚方面へと走り抜けていきました。

前編で半分以上のバッテリー残量を保ったまま戸塚中継所まで到達したエレポーターPRO。
中編は3区・4区にあたる戸塚から平塚、そして小田原中継所まで約42kmを走行します。湘南の海沿いを抜け、いよいよ箱根の山が目前に迫る区間です。

中継所で短い休憩を挟み、たすきを受け取り直すような気持ちで再出発。ルートはここから国道1号線(東海道)に沿って湘南の海岸線を西へ進んでいきます。
道幅は広く、平坦な区間が続くこの3区・4区は、箱根駅伝でも「花の3区」と呼ばれる名物区間。海風を感じながら走れる気持ちのよいコースです。
| ちなみにエレポーターPROの11インチタイヤと硬めのサスペンション設定は、長距離走行で真価を発揮します。ふわつかず路面に吸い付くような乗り味は、長時間運転でも疲れにくく、湘南の海沿いを淡々と走り続けるには理想的なセッティングでした。 |
↓途中で道を間違ってしまい結構な坂道に突入しましたが問題なく通過~

↓警察車両を目の前に二段階右折をするタイミングが!

当然私たちは特定小型の交通ルールを熟知していますから問題ありません。見せどころでした👍
↓次は以下の標識について特定小型での走行ルールを解説。

これは原付の二段階右折禁止の標識なのですが、特定小型は原付ではないために二段階右折が必要です!

これは特定小型 特有のルールであり間違いやすいので覚えておいてくださいね!

そんな話を交えつつ3区ゴールです!


ようやく折り返しを過ぎて先が見えてきた気持ちと共に、流石に身体への疲れが溜まってきました。
1人ずつ運転手を交代しながら、まさに箱根駅伝のように車両を繋いでいきます。

そうして走り続け、
遂に箱根の標識を捉えました!

改めてこんなに走れるエレポーターPROに感心。
時間も体力も、人間側にとってシビアな局面に差し掛かります。電動モビリティとはいえ、最高時速20kmでひたすら座って運転し続けるというのは、想像以上に体力を削られていきます。。。
特定小型四輪は座席と腰回りのサポートがしっかりしているとはいえ、長時間同じ姿勢で集中力を維持し続けることは決して楽ではありません。
エレポーターPROは肉厚クッションと180°腰回りサポートを備えており、長時間運転にも配慮された設計ですが、それでも8時間連続走行となれば話は別です。
バッテリーよりも、自分たちの身体のほうが先に限界が来そう…(笑)

7時に出発して時刻は14時半ごろ。遂に4区のゴール「小田原中継所付近」に到達。
ここでようやくお昼休憩をとり、お腹と心に安らぎを与えます。
約90km地点でバッテリー残量は2目盛と1目盛りの間をチラチラしている状態。
果たしてエレポーターPROは、箱根の山をどこまで登ることができるのか。後編はいよいよ最終決戦、5区の山登りに突入します。
後編はいよいよ最終決戦、標高差800m以上の「天下の険」5区に挑みます。果たして芦ノ湖までたすきはつながるのか——。
箱根駅伝の5区といえば、ランナーたちが「山の神」と呼ばれるほどの過酷さで知られる区間。
距離は約20.8km。しかも大半が急勾配の登り坂。標高差は800m以上にもなります。ランナーですら最後に挑む難所を、バッテリー残量もわずかになってきたエレポーターPROが挑むのです。

不安感がある中、それでも500Wツインモーターと15〜20%勾配にも対応する登坂性能を信じ、エレポーターPROは小田原を後にして山道へと向かいます。

そして遂に箱根に突入!

温泉街に入っていきます。

突如現れた見慣れぬ車両に対する観光客の視線を浴びるエレモーズ(笑)

我々のメンタルは鍛え上げられていますから恥ずかしさなんて感情はありません!
私たちは多くの方にエレモーズを知ってもらいたいのです!

平日にもかかわらず賑わっていました。
この地点で97.5km走っております。
そして遂に箱根の山に突入!

最初は緩やかな登り坂。
バッテリーは残り1目盛り。ゴールまで残り13km。ギリギリいけるのか??
しかしすぐに勾配がきつくなり、エレポーターPROのモーターが重く唸りを上げ始めます。

登坂は電動モビリティにとって最も電力を消費する走行シーン。
するとすぐにバッテリーのメモリが0になりました!

ヤバい!!!
マークは空っぽですが走っています。いつ止まるか分からない緊張の展開へと突入しました。
あと5kmほどなのですが、速度がガクッと落ちてきました。

車の邪魔にならないように出来る限り白線の内側をノロノロと登っています。

走行距離は100.9km。
アップダウンのある道のりで100kmを達成したことでカタログスペックの証明は出来ましたが、ゴールまで行くのは厳しいか。

そして、ついに——
あ!!止まった。

あと少しのところで、惜しくも限界を迎えてしまいました。
キックボードのような形で車両を押していき——


いやぁ~惜しかった!

本当にあと少しだったのに!

航続距離は102.1kmでした👏
悔しくも とてつもない偉業を成し遂げたような感覚を味わいました。
途中、疲れすぎて「もう終わりでいいんじゃない?」「今回で最後にしよう」なんて声が漏れることが何度もありましたが、今回ゴール出来なかった事でチャレンジの火は消えず、更なるリベンジへの熱が宿りました。

今後、エレポーターPROを超える航続距離の新型車両を使ってチャレンジすることでしょう!

それでは次回の検証動画もお楽しみに!

弊社ELEMOsは特定小型四輪市場においてトップクラスの販売実績を誇り、多くのお客様からの声を受け止めてより良い製品開発に注力しております。
まだまだ珍しい乗り物ですが、その魅力に気づいて愛車に迎えていただくお客様が増えています。
免許不要で乗れる特定小型原動機付自転車の四輪タイプ「ELEMOs(エレモーズ)」にもご興味を持っていただけますと幸いです!